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国際ロータリークラブ、県内の手話通訳者らにフェイスシールドを寄附

Written By 湘南よみうり on 2020年6月29日 | 18:39

箱に入ったフェイスシールドを贈る藤沢北ロータリークラブ渡邊昭氏(左)と、
受け取る神奈川県聴覚障害者協会理事長 渡邊千城氏

6月10日(水)、神奈川県聴覚障害者福祉センターにて、フェイスシールドの贈呈式が行われた。贈り主は、横浜、川崎を除く神奈川県内66のクラブからなる国際ロータリークラブ第2780地区。公益社団法人神奈川県聴覚障害者協会に、240枚ものフェイスシールドが贈られた。

新型コロナウイルス感染拡大防止のために、マスクをつけることが重要な対策のひとつとなっているが、手話は表情や口元もその一部となるため、手話通訳者がマスクをすると、コミュニケーションがとりにくくなる。そのため、手話通訳者はマスクを外して通訳することが多く、フェイスシールドや透明マスクの必要性が挙がっていたが、品不足で入手が困難だったという。

神奈川県聴覚障害者協会を普段からサポートする、藤沢北ロータリークラブがこの話を知り、今回の寄贈につながった。

寄贈されたフェイスシールドは、同協会を通じて、県内で活動する手話通訳者や、高齢ろう者の支援活動をしているヘルパーらに配られ、有効に活用される。


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